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脊柱管(椎間孔)狭窄症について

今回は椎間板ヘルニアに次いで多い脊柱管狭窄症について説明します。
頭蓋から出た神経は背骨(脊柱 せきちゅう)の中を通り、椎骨(ついこつ)の間から出て
筋肉や内臓などにつながっています。
この神経の通り道を脊柱管(せきちゅうかん)といい、椎骨の間の神経の出口を
椎間孔(ついかんこう)といいます。(図1)
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(図1)

脊柱管が挟まって神経を圧迫するのを脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)といい、
この場合は左右両方に症状が出ます。(図2)
椎間孔が狭まって神経を圧迫するのを椎間孔狭窄症(ついかんこうきょうさくしょう)といい、
この場合は左右どちらか圧迫されている方に症状が出ます。(図3)
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(図2)                    (図3)

狭窄症は首よりも腰で多く起こります。腰の痛みはあまりなく、立っている時や腰を反った時に
足の痛み・しびれ・脱力があり、腰を曲げたり座ると楽な場合が多いです。
最も特徴的なのは間欠性跛行(かんけつせいはこう)という症状で、
歩いているうちに足の痛みや痺れが増してきて歩けなくなるが、
休むと無くなってまた歩けます。5~10分歩ける人もいれば1,2分しか歩けない人もいます。
首で起こると腕が重い・だるい・しびれる・力が入らないなどの症状が多く、
場合によっては歩行障害や排泄障害など下半身の症状が現れることもあります。
原因は後縦靱帯(こうじゅうじんたい)や黄色靱帯(おうしょくじんたい)の肥厚、骨棘(こつきょく)、
すべり症が考えられます。

首や腰を反ると後縦靱帯や黄色靱帯はゆるみます。(図4)
(※ちなみに脊柱管狭窄症で反った時に症状が増すのは靱帯がゆるみ、図4のように脊柱管が狭まるからで
 椎間孔狭窄症では反ると上下の椎骨が近づき椎間孔が狭まるからです。)
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(図4)


その状態で負担が掛かり続けて、筋肉や靱帯、椎間板などが弱く支えられなければ
椎骨は前方にすべります。(図5)
すべらなくても、それを支えるために靱帯は肥厚します。
さらに加齢と共に椎間板の水分が減ると椎間板は薄くなり、もっと靱帯がゆるむので
これを安定させるために骨棘を作ります。(図6)
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(図5)                        (図6)

腰は姿勢や腹筋の弱化によって反っている人が多いですが、首はむち打ちや
コンタクトスポーツ(ラグビーやアメフトなど)、格闘技などで起こることが多いです。

当院では反らせてしまっている原因を見つけ、それを正常な状態に戻し
背骨を曲げることによって脊柱管や椎間孔を広げたり、すべり症を元の位置に戻す効果がある
ウィリアム体操を併せて行なっています。
ぜひ相談してください。
 

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